ワクチンパレード

応援メッセージ

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実行委員会加盟団体

 細菌性髄膜炎から子どもたちを守る会 代表  田中美紀

  私の息子を襲った細菌性髄膜炎がワクチンで防ぐ事ができると知って、早14年が経ちました。当時はHibも小児用肺炎球菌ワクチンも承認すらされておらず、日本の子どもたちはワクチンで防げる病気から守られていませんでした。
  私の息子は細菌性髄膜炎の後遺症から重複心身障害児になってしまいました。ワクチンで予防できる感染症から子どもたちを守りたい。細菌性髄膜炎の起因になる細菌はまだたくさんありますが、その中でも『髄膜炎菌』には予防するワクチンが存在します。
  集団環境でのリスクが高く進行がとても早く発症すると致死率は15%と言われる髄膜炎菌感染症から10代後半の元気な青少年を守りたい。
  今年もワクチンパレードで強く訴えてまいります!!

 SSPE青空の会(亜急性硬化性全脳炎・家族の会) 事務局  辻洋子

  ワクチンパレードは2016年より参加させていただいています。亜急性硬化性全脳炎は麻疹(はしか)が原因の病気です。患者のほとんどが1歳未満で麻疹に罹り(満1歳を過ぎると第1回目のMRワクチン接種があります)、数年〜数十年後に発症し、寝たきりで意思の疎通も難しくなるような怖い病気です。でもこの病気は麻疹に罹らなければ発症しない病気です。そして麻疹(はしか)の感染はMRワクチンを打つことで防ぐことができます。ワクチン接種前の赤ちゃん、疾患や妊娠中でワクチンを打てない人などを、社会全体で麻疹の免疫力をつけて守っていきましょう。
  現在、日本は麻疹の排除状態にありますが、これはみなさんがワクチンを打つことで維持できています。でも接種率が下がるとまた感染が拡大する可能性があります(そのような事例が海外では多数あります)。成人のかたでも、特に過去にワクチン接種の記録のない人や乳児・妊婦などに接する機会が多い人はワクチン接種の検討をお願いします。
  今年もワクチンパレードに参加することで、実行委員のみなさんとワクチンの必要性を伝えていきたいと思っています。

 風疹をなくそうの会『hand in hand』共同代表  可児佳代

  私達は、会を発足させた2013年からワクチンパレードに参加させていただいてます。
  私達は妊娠中に風疹にかかり、生まれてきた子どもを先天性風疹症候群にしてしまった母親や、その当事者の会です。風疹には安全なワクチンが有ります。
  2006年より小児の定期接種になりましたが、それまで接種機会がなかった成人男性や、定期接種ではなかった時代の女性に対してのキャッチアップが充分にされない状態が長く続きました。その結果、その大人を中心に風疹が大流行し、多くの先天性風疹症候群の赤ちゃんが産まれました。
  先天性風疹症候群とは、妊婦さんが妊娠初期に風疹に罹ることによりお腹の赤ちゃんに高い確率で母子感染を起こし目や耳、心臓などに障害をもって産まれてくる状態。だから、妊娠を諦めるように言われることもあります。これは、とても悲しいことです。
  2015年、国は『2020年の東京オリンピックまでに風疹を排除する』という具体的な目標をたてました。
  そして2018年、成人男性に対して【第5期定期接種】が始まり、対象者にクーポン券が送付されています。この【第5期定期接種】の接種率が90%になるまで実施していただきたいと訴えます。
  私達は、風疹に罹患した事で亡くなる命を無くしたい。また 悲しい思いをする人を無したい。1日でも早く風疹の流行が日本から無くなるよう、どうかよろしくお願い申し上げます。

 くまがやピンクリボンの会  羽賀登喜子

  ワクチンパレードは3年前から参加させていただき、ワクチンで防げる病気がたくさんあることを知り驚きました。
  私は32歳の時に子宮頸がんと告知されました。
  子宮を失ったら私は赤ちゃんを産めないのか・・・癌が転移していたら・・・私は死んでしまうのか…死の恐怖に怯えていたのを今でも思い出します。また子宮頸がんは、HPV(ヒトパピローマウイルス)というウイルスが原因です。このウイルスは性交渉によって感染します。そのため偏見の目でみられ、誰にも相談ができず精神的にも辛い日々が続きました。セックスの経験のある女性なら多くの人が持っている一般的なウイルスなのです。
  子宮頸がんで苦しむ女性を、ひとりも作らないために!HPVワクチンと定期的な検診が広く普及することによって予防できるのです。
  HPVワクチンの状況は2013年に定期接種が開始され、定期接種からわずか2ヶ月後に「積極的接種勧奨の差し控え」となりました。その状況が2020年の現在も続いています。
  毎年3000人の女性の命と、1万個の子宮が失われている現状です。
  子宮頸がんは予防できます!
  検診とこの病気を予防するワクチンがあります。多くの方々に知っていただきたいと思います。

 ポリオの会  齊藤貴士

  皆様、ポリオという感染症を御存知でしょうか?
  通称は脊髄性小児麻痺、日本での正式名称は急性灰白髄炎症といい、ポリオウイルスによって脊髄の灰白質が侵される事により、主に手足や呼吸器等、全身に弛緩性の麻痺を一生残す事がある恐ろしい感染症です。
  日本では、戦後間もない頃にポリオが大流行しましたが、昭和30年代後半から、緊急輸入した生ワクチンの集団接種により患者数が激減し、1980年(昭和55年)を最後に野生株(自然の)ポリオ患者は発生しておりません。
  しかしながら、その後も長い間に渡り、日本でもポリオ患者は発生しておりました!
  生ワクチンの副反応によるポリオ患者です。
  生ワクチンよりも安全な不活化ポリオワクチンがあるにも関わらず、切り替えるのが遅れた為に、ポリオにかかる子供たちが日本にもいたのです。
  実際に、私も生ワクチンにより罹患した患者の一人です。
  2012年に多くの方々のお力添えで、日本でも不活化ポリオワクチンに切り替わりましたが、私達ポリオ患者の最年少は、まだ9歳の幼い子供です。
  つまり、日本でもポリオとの闘いはまだ終わっていないのです。
  しかしながら、日本ではポリオは殆ど忘れられてしまい、診断できる医師も僅かしか居なくなってしまいました!
  これは、日本のワクチン行政の遅れによる悲劇です。
  そしてこれから先も、日本人が新たにポリオにかかるリスクがまだある事を皆様は御存知でしょうか?
  去る8月25日に、WHOからアフリカ大陸での野生株ポリオの排除宣言が出されました!
  これは、大変明るいニュースなのですが、世界では未だに、パキスタンやアフガニスタンのように野生株ポリオが流行している地域もありますし、途上国では生ワクチン由来のポリオ患者が発生しております。
  そんな中、私達日本人の全てがポリオ抗体を持っている訳ではありません。
  理由は、先進諸国に比べると生ワクチンの時代も、現在の不活化ポリオワクチンになってからも予防接種の回数が少ない事にあります。
  特に、昭和50〜52年生まれの世代に使われた生ワクチンは抗体が付きにくい不良品であった事もわかっています。
  不活化ポリオワクチンも、就学前(6歳)に5回目の接種をする事によって抗体が完全になる事がわかっているにも関わらず、定期接種化されていません!
  私達ポリオ患者は、これから先絶対に新たなポリオ患者を出さない為に、不活化ポリオの5期目定期接種化及び、生ワクチン世代への追加接種を強く求めます。
  また、私は生ワクチンによる副反応の被害者ですが、決してワクチン反対派ではなく、多くの生命を守れるワクチンは積極的に接種するべきだと考えていますし、先進諸国並のワクチン行政に日本もなる事を強く望みます。

 NPO法人日本小児肝臓研究所  乾あやの(小児科医)

  2017年のWHOからの報告では、結核・HIV・マラリアの死亡数は2000-2015で減少していますが、肝炎のみが増加しています(スライド1)。


  これを受けてWHOは2016年の5か年計画で2020年までに死亡数を10%、新規感染者数を30%減少させて、2050年には死亡数65%、新規感染者数90%減の目標を掲げました(スライド2)。


  その戦略は、地球上のすべての人にワクチンを接種することと訴えています(スライド3)。


  コロナウイルス感染症の制圧にはワクチン開発が何よりも重要と世界で叫ばれています。健康で幸せな生活がすべての人々に補償されるために一生に一度はB型肝炎ワクチンを接種しましょう。

 一般社団法人チャーミングケア代表  石嶋瑞穂

  病気や障害のある子どもの外見ケアやメンタルケア・家族のケアにスポットを当てた発信活動をしています。
  自身の息子が2016年に小児白血病に罹患したことがきっかけとなり、外見ケアやメンタルケアを中心に必要性を啓発してきましたが、積極治療終了時の2018年11月に抗がん剤治療によって抗体が消失してしまった状況で「水疱瘡」に罹患しました。
  息子は重症化し2週間の入院を余儀なくされました。また、いわゆるスーパースプレッターとなり、一度罹患したはずの三男に伝染し、もう一度罹患するという事例を経験し、抗体消失による再接種の重要性を認識しました。
  行政への働きかけと、独自プロジェクトとして大阪と兵庫県の抗がん剤単体治療により抗体が消失してしまった子供への再接種助成事業を運営しています。https://charmingcare.org/vaccinefurtherance/
  そもそも、抗がん剤治療のみで接種済みの抗体が失われてしまうという事実が、世間的にあまり知られていません。その部分の周知と、ワクチンで未然に防げたり重症化を抑えることが可能な病気は、防ぐべきであり、そのための啓発活動に尽力したいと考えています。

 子ども支援ネットワーク  細部千晴(小児科医)

  東京の下町で小児科クリニックを開業をしています。開業して20年経ちましたが未だに居住区の医療機関でないとインフルエンザワクチンの助成制度が使えず隣区の患者さん方は当院では接種しにくい環境のままです。
  世界標準のワクチンを日本の子供たちが窓口負担なく接種できるように!ワクチンギャップ解消させるまでこの活動を続けます。

 特定非営利活動法人 人工聴覚情報学会 代表理事  真野守之

  難聴医療の情報提供を主活動としています。
  任意活動体から18年ほどを経過して、内閣府認証のNPOとして10年を過ぎました。
  高度難聴・重度難聴の軽症化を「難聴医療」によってなす事が出来る時代です。
  ですが、「難聴医療」を知らずして「聴こえないまま」の人生を余儀なくされている方がいる事実を知って、多くの方に難聴医療を知って戴く活動を行っています。
  情報を知らずに選択の手立てがないと言う事を避ける、難聴医療を知ったうえで「難聴医療」を受ける受けない、その選択ができる社会環境が大事だと考えて、難聴医療情報提供を行っています。
  ワクチンパレードに参加するのは、「風疹」が難聴の罹患に関りが深い事を知って、自然発生以外の難聴児の出生がワクチン接種で防げるからです。どうぞ宜しくお願いいたします。

 チャーミングケア

  https://note.com/charmingcare/n/n4dc28b4cc6e9

サポーター

 橋本裕美(小児科医・大阪)

  日本外来小児科学会の仲間と、以前「おたふく風邪」にかかった後に難聴(ムンプス難聴)になる方がどのぐらいあるかを調べる調査を行いました。その結果千人に一人と予想以上にたくさんのお子さんが、多くの方が軽く考えておられる「おたふく風邪」のかかってしまったがために、その後 高度の難聴という障害を抱えて辛い思いをしておられることを知りました。
  世界では「おたふく風邪」は定期接種で防ぐことが当然の病気です。いまだに周期的におたふく風邪が流行することは、世界から見て驚かれます。
  少しでも早く、おたふくかぜワクチンを日本のすべての子ども達が受けられるようになることを願い、ワクチンパレードを応援します。

 安部訓世(医師・大阪)

  大阪の開業医の安部と申します。ワクチンによって防げる病気、助かる命があります。私も、家族を日本脳炎で亡くしました。みんなでワクチンをちゃんと接種することで、みんなで予防して参りましょう。

 吉永陽一郎

  応援しています。頑張って下さい。

 八木信一

  頑張りましょう!

 和田クリニック  和田映子

  子どもたちの健やかな未来のために、がんばってくださいね!

 矢嶋小児科  矢嶋茂裕

  がんばれ〜

 カワムライチロウ

  頑張ってください。応援しています。

 かわむらこどもクリニック  川村和久

  仙台から応援しています!!

 名古屋第一赤十字病院薬剤部 野村薬局 開設者/薬剤師  野村浩夫

  ワクチン接種は御自身と御家族、そして大切な人を守ります。皆でワクチンパレードを推奨しましょう。

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